どうもこんにちは、ネックラックスの越智です。ホームページの制作をやっております。2011年にフリーになり、10年の月日が流れました。

「ホームページは高い」というイメージがあるかと思います。僕も今までは、初期費用として高額の制作費をもらってました。額で言うと1サイト50万円くらい。高ければ、200万とか行くときもありました。

しかし思うことあり、2019年頃から月々定額のサブスクリプション型に切り替えました。転換して約2年が経ちますが、お客様からも大変好評で、個人的にも手応えを感じています。

従来型からサブスク型に切り替えた背景には、昨今のWeb業界が抱える問題がありました。

従来型ホームページ制作の問題点

初期費用をがっつりもらう従来型のホームページ制作には問題点がありました。
それは一言で言うと、「Web特有の身軽さが失われている」という点です。

僕がホームページ制作の仕事を始めたのは2011年。そこから今に至るまでに、ホームページ制作費用の相場はどんどん上がっています。制作会社に依頼すると昔は30万円くらいでできてたものが、今では100万円近くするのも珍しくありません。

もちろん、仕様によって料金は上下します。仕様次第では今でも30万円以内に押さえることはできると思います。しかし、それを作る側(制作会社やフリーランサー)がやりたがらない傾向があります。作る側は、なるべく単価を上げたいと考えています。なぜなら、ホームページ制作は単価を上げないと利益が出にくいからです。

僕自身、2011年〜2019年までの間に、制作単価をどんどん上げていった自覚があります。

その結果、企業にとってホームページ制作というものが、「大金を投じて社運をかけて取り組むビッグプロジェクト」になってしまいました。企業側からの「失敗は許されない」という圧を感じ始めたのは、2015年頃からだったように記憶しています。

制作に関わる皆がプレッシャーに圧され、プロジェクトの進行が鈍化していく様が目立ち始めました。「作り始めて1年経っても公開できてない」という事例がザラにあります。

ここに僕は問題意識を持っていました。

初期費用の壁を超えるサブスクリプション

そもそも初期費用が高すぎるから皆プレッシャーにやられるんじゃないか、と考えました。

「大金を投じて社運をかけて取り組むビッグプロジェクト」ではなく、「試しにやってみてうまくいけば続ける」という方が身軽でWebっぽいです。うまくいかなければ改善すればいいし、どうしようもなければ最初からやり直せばいいとも思います。

それを実現できるのが、月々定額のサブスクリプション型ホームページ制作でした。

ごく少額の費用で始められ、最低限の機能で素早くホームページを公開できるので機会損失もありません。経営のフェーズに応じて機能追加(または削除)すればいいですし、いろんな施策を試しながら社内に知見を貯められるのが何よりのメリットです。

従来型が半年〜1年かけてホームページを作っている間、サブスク型は2〜3ヶ月でリリースして新しい施策を10も20も試して生のデータを集めることができます。

従来型なら公開時に100万円のお金が飛んでいきますが、サブスク型だと公開時点では数万円しか出ていきません。余ったお金をネット広告やSEO、動画制作などに回すことが可能です。

多様な課題に多様な成果

この2年、本サービスを通じてたくさんの企業さんとやり取りをしてきました。やはり、企業によって抱えている課題は様々です。

  • サブスクをご契約いただいたクライアントの中には、公開して1年で方向性の違いに気づき、リニューアルを決断される方もいます。
  • コロナによる時代の変容に対応するため、新規事業をスタートさせ、ホームページとSNSによる低コストな告知だけで事業を起動に乗せたお店もあります。
  • 繁忙期に殺到する電話の問い合わせ対応に悩まされていたあるクライアントは、ホームページに掲載する情報を充実させて工数削減に取り組まれました。
  • 最近のWebデザインのトレンドに合わせてサイトリニューアルし、若年層からの求人問い合わせが増えた例もあります。

サブスク型だからこそ、大小様々な課題に向き合うことができ、多様な成果を上げることができている実感があります。そして、1つの課題を解決すれば、また新たな課題に直面するものです。クライアントと二人三脚でそれらに向き合い、これからも活動を続けていきたいと思います。

2021年10月